花歌舞伎町弁護人 凛花 (全6巻)

週刊漫画サンデーに2007年1月23日号から2008年5月13・20日合併号まで連載された、

原作:松田康志さん

作画:花小路ゆみ先生によるリーガル漫画です。


六本木の超一流法律事務所で才色兼備の企業弁護士として辣腕を振るっていた美鈴凛花は、父・花太郎の突然の失踪で、父が代表を務めていた歌舞伎町にある小さな弁護士事務所を押し付けられることになります。

一流法律事務所とはまるで勝手が違う依頼人や案件に戸惑いながらも、弁護事務員 牛島や凛花を追って移籍してきた後輩弁護士 山田蘭と共に知力と粘りでで問題を解決していきます。



 


ドラゴン桜2 (全17巻)

三田紀房先生による漫画作品。

ドラゴン桜』の続編に当たります。

2018年1月25日よりモーニング(講談社)にて連載開始されました。


2020年の教育改革を前に、弁護士・桜木建二が時代に合わせたツールを使い新たなる受験対策に挑戦ということで、掴みはOKです。


ドラゴン桜』で東大に合格した水野直美が大学卒業後、弁護士になり、桜木建二の部下になって生徒を指導しているのも興味深いです。

また、作品の制作を完全にアウトソーシングしているという働き方改革の先陣を切っている点でも興味深いものになっています。




ザ・ファブル (全22巻)

『ザ・ファブル』は、南勝久先生によって描かれた作品です。

2017年、第41回講談社漫画賞一般部門を受賞。

現代の東京。幼いころから「ボス」の指導を受け、その伝説的な殺しの技術のため、「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいました。
これまでに、70数件の標的を仕留めてきましたが、彼の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示します。

「佐藤明」という偽名で、ボスと旧知の仲である暴力団「真黒組」の世話になりながら、一般人として大阪での生活を始めます。

凄腕の殺し屋が、以下に一般人として溶け込むかというのがストーリーの中心になっていますが、暴力団がらみのトラブルを人を殺さずに、いかにして解決するかというのが面白く描かれています。

普段は凄みを隠し、裏ではその実力を発揮するという『静かなるドン』にも通ずるような作品です。