入浴文化という共通のキーワードを軸に、現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚え、大真面目なリアクションを返すことによる笑いを描いています。
題名の「テルマエ・ロマエ」は、「ローマの浴場」の意味。
書店員の選ぶマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品。
「このマンガがすごい!」2011年版オトコ編2位。
あらすじ
舞台はハドリアヌス帝時代、西暦130年代の古代ローマ。
浴槽を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスが浴場を使ったタイムトラベラーとなり自分の意志とは無関係に度々「平たい顔族」の風呂へ訪れては、古代ローマと現代日本の世界を行き来し、それが自らの創意工夫によるものではないことに若干の後ろめたさを感じつつ、そこで得たアイディアをローマでの浴場設計に活かし名声を勝ち得ていくという奇想天外な物語。
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