ドラゴン桜2 (全17巻)

三田紀房先生による漫画作品。

ドラゴン桜』の続編に当たります。

2018年1月25日よりモーニング(講談社)にて連載開始されました。


2020年の教育改革を前に、弁護士・桜木建二が時代に合わせたツールを使い新たなる受験対策に挑戦ということで、掴みはOKです。


ドラゴン桜』で東大に合格した水野直美が大学卒業後、弁護士になり、桜木建二の部下になって生徒を指導しているのも興味深いです。

また、作品の制作を完全にアウトソーシングしているという働き方改革の先陣を切っている点でも興味深いものになっています。




ザ・ファブル (全22巻)

『ザ・ファブル』は、南勝久先生によって描かれた作品です。

2017年、第41回講談社漫画賞一般部門を受賞。

現代の東京。幼いころから「ボス」の指導を受け、その伝説的な殺しの技術のため、「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいました。
これまでに、70数件の標的を仕留めてきましたが、彼の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示します。

「佐藤明」という偽名で、ボスと旧知の仲である暴力団「真黒組」の世話になりながら、一般人として大阪での生活を始めます。

凄腕の殺し屋が、以下に一般人として溶け込むかというのがストーリーの中心になっていますが、暴力団がらみのトラブルを人を殺さずに、いかにして解決するかというのが面白く描かれています。

普段は凄みを隠し、裏ではその実力を発揮するという『静かなるドン』にも通ずるような作品です。




コミックマスターJ (全13巻)

 脚本 田畑由秋先生、作画 余湖裕輝先生 による日本の漫画です。

少年画報社刊行『ヤングキングアワーズ』に1996年19号から2005年11月号まで連載されました。

魂のある作品が締め切りの窮地にたたされた時、500万円の報酬で駆けつけるスーパーアシスタント、コミックマスターJです。

マントの下に漫画道具一式が収納されていたり、内容の無い作品の最終回を描き連載を終わらせるキャラクター延道断(ジ・エンド)が登場したりしており、漫画界版ブラック・ジャックとも呼べる作品です。