弁護士の九頭 【第二審】(全11巻)

井浦秀夫先生による日本の漫画作品。

『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて連載されていました。

『弁護士のくず』の第二シリーズにあたります。

法律監修に弁護士の小林茂和(第一東京弁護士会)。

型破りで無茶苦茶な言動から「人間のくず」とまで呼ばれる雇われ弁護士九頭元人(くず もとひと)が、弁護士事務所に舞い込んでくる様々な依頼を引き受ける過程で、弁護士とは思えないような方法で依頼を解決する様や、依頼の裏に潜む人間模様を描いている。

はっきり言って絵はへったくそです。(井浦先生ごめんなさい。)私は、元々画力のない漫画家のまんがは読まない人間でしたが、このまんがはその画力の弱さを補って余りある程のストーリーと描写があり、はまってしまいました。





総務部総務課 山口六平太(全81巻)

小学館の雑誌「ビッグコミック」に連載の漫画。

作 林律雄 
画 高井研一郎


架空の自動車会社・大日自動車株式会社の総務部総務課で起きる様々な問題を、29歳・独身の山口六平太とその同僚たちが解決する一話完結タイプ。

ただし、複数話に渡って完結する場合もあります。
 
総務は会社の女房役の為、持ち込まれるトラブルも千差万別。ライバル社員同士のいがみあい、衝突、福利厚生問題、時には社長夫妻の喧嘩の仲裁もやった事があります。

連載も10年を超えたあたりから、スローフード問題、成果主義導入問題などを取り上げ、サラリーマン社会において、問題提起しているのも斬新です。

尚、作品に年代の経過はありますが、登場人物の年齢はほぼ変わりません。

2016年11月14日に作画の高井研一郎が死去したことに伴い、全81巻で打ち止めとなりました。





テルマエ・ロマエ (全6巻)

ヤマザキマリ先生作の古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマとしたギャグ漫画です。

入浴文化という共通のキーワードを軸に、現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚え、大真面目なリアクションを返すことによる笑いを描いています。

題名の「テルマエ・ロマエ」は、「ローマの浴場」の意味。

書店員の選ぶマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品。

「このマンガがすごい!」2011年版オトコ編2位。


あらすじ

舞台はハドリアヌス帝時代、西暦130年代の古代ローマ。

浴槽を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスが浴場を使ったタイムトラベラーとなり自分の意志とは無関係に度々「平たい顔族」の風呂へ訪れては、古代ローマと現代日本の世界を行き来し、それが自らの創意工夫によるものではないことに若干の後ろめたさを感じつつ、そこで得たアイディアをローマでの浴場設計に活かし名声を勝ち得ていくという奇想天外な物語。




桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い! (全1巻)

落語ファン・漫画ファン必読・・・・・!!

数多の人気番組で茶の間を沸かし、今もなお”創作落語”によって新たな可能性を追い求める、落語家・桂三枝・・・・・。

青年時代から、現在にいたる桂三枝の知られざる半生をサラリーマン漫画の代表格「総務部総務課 山口六平太」の高井研一郎先生が完全漫画化!!