銭っ子 (全5巻)

原作 花登筺さん

作画 水島新司先生による人情経済漫画で、週刊少年チャンピオンに1970年14号~1971年32号に連載された作品です。

事故で両親を亡くし孤児となった中馬健と中馬亜子の兄妹は親戚に引き取られますが、いじめられながら昼夜働かされ、両親の遺産もすべて奪われてしまいます。

二人は海に身を投げますが、助けてくれた人々の温情に触れ、そこで生きていこうと決意します。
しかし、世話になっていた人が病気になっても、貧しいために医者にも診てもらえません。

健は物もらいをしてみたがうまくいかず、物もらいの達人から手ほどきを受けます。

実はこの男は、大金持ちで、健はこの男に金儲けの技術を学ぶことにします。
修行の結果、健は大金を手にするのですが、信用していた人に裏切られ、転落していくのですが・・・。

原作が花登筺さんだけあって、お金の怖さを鋭く描いており、読者をぐいぐい引っ張っていきます。







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