アオアシ (既刊30巻)

小林有吾先生によるサッカー漫画です。
取材・原案協力はスポーツライターの上野直彦さん。
Jリーグのユースを扱っており、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2015年6号から連載中です。2017年マンガ大賞第4位。


緻密なストーリー構成、キャラクターの描写力、画力、リアルさ等が相まって、サッカー漫画の新機軸となりました。

主人公の青井葦人(あおい あしと)の成長していく姿に感動の涙が溢れることがあります。




神様のバレー (全33巻)

原作 渡辺ツルヤ先生、作画 西崎泰正先生によるバレーボールを題材にした漫画です。
『週刊漫画TIMES』(芳文社)にて、2012年12月21日号から不定期連載中。

実業団の凄腕アナリスト阿月総一は、的確に相手の弱点を見抜いて、相手チームの嫌がるプレイをしかける「嫌がらせの天才」で、裏方でありながらチームを2度優勝に導いていました。
しかし、その後は退屈な素振りを見せ、Vリーグ1チームのアナリスト程度では満足できないのです。
そんな彼のところに、日村化成の会長から「万年1回戦負けのチームを全国優勝させれば、全日本男子の監督のイスを用意する」という賭けをもちかけられます。
阿月は、万年一回戦敗退の弱小チーム、幸大学園中学校バレー部のコーチとなり、様々な練習方法、作戦を実行して選手たちの負け犬根性を取り払っていくのです。

ストーリーもキャラの立て方、画力も優れており、ぐいぐいと読ませてくれます。
バレーボール版『ラストイニング』といった感じで、私の好きな作品です。



高嶺のハナさん (既刊9巻)

ムラタコウジ先生による企業コメディ漫画です。

 『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2018年から不定期連載中。

 創業100年を迎える老舗お菓子メーカー、ミツバチ製菓を舞台にバリバリのキャリアウーマン 高嶺華とポンコツダメ社員 弱木強を中心にストーリーは進みます。

 高嶺華は、美人で仕事が出来、クールで男どもを寄せ付けないオーラを出していますが、恋愛に関しては小学生並みで、実はポンコツダメ社員、弱木強に密かに恋しています。

 華は弱木のことが好きすぎるあまりに、仕事ではついついキツく当たってしまうなど、行動が裏目裏目になってしまうところが笑いのツボとなっています。